最近読んだモノとか
わりと読み散らかしているので細かく覚えてなかったり。
覚えてるものだけ軽くメモ。
- フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に(今田隆文/富士見ファンタジア文庫)
- 著者買い。電撃の『Astral』*1の人ですね。
人類がみんなラリって寝ている世界で、アンドロイドたちが世界を維持しながら学園生活を送る話。
女子多し、やや百合。
「終わりゆく世界」で「アンドロイドの学園もの」あたりでわりとツボ。
ゆったりと終わっていく感じが気持ちいいです。
パパ(id:Hellbaby)、ムトゥさん(id:baldhead)あたりにはオススメかと。
雅寿が読んで、わりと気にいっていたような。しかし考えてみると、読んだのずいぶん前だなこれ。 - デッドエンドの思い出(よしもとばなな/文藝春秋)
- 雅寿くんに借りて読んだ。
やっぱり吉本ばななは文章むちゃくちゃうまいなぁ。
好きな話は「おかあさーん!」。 - 先輩と僕2(沖田雅/電撃文庫)
- ほのぼの萌え系。お気に入りのシリーズですよ。
先に読んだムトゥさんに「いいニュースと悪いニュースがある」と言われた。
いいニュース:妹系幼なじみ登場
悪いニュース:だがツインテールではない
ちなみ読んでみたら嵐ちゃんは可愛かった。そしてサプライズパーティ! ありがとうムトゥさん! - ウィッシュリスト(オーエン・コルファー/理論社)
- ジジ萌えの人におすすめ、その1。
天国に行くためにイイことしなきゃいけない女の子の幽霊*2が、爺さんの願い事を叶えるために2人で奮闘する話。
イイ話でした。メグ可愛いし。願い事は「大学時代のガールフレンドに、あの時できなかったキスをする」とか。
ちなみに『アルテミス・ファウル』の作者さん。
天国・地獄の描写なんかはああいうユーモアに溢れております*3。『アルテミス〜』が好きだった人にもオススメ。
ていうかメグかわいい。 - 博士の愛した数式(小川洋子/新潮社)
- ジジ萌えの人におすすめ、その2。
「書店員さんが売りたい本」(2004年本屋大賞受賞作)という帯に釣られて購入。いい本でした。
80分しか記憶を保てない数学者の老人と、そこに来た家政婦(主人公)、その息子の過ごす日常とか。
数字を介さないと人と話せない博士は、偏屈で臆病で、非常に愛すべき人物です。ジジ萌えの人はたまらんでしょうなぁ。
数学ネタは細かく面白いです。夏瀬(id:natuse44)はこれ読めば素数がなんだかわかるよ!*4
俺は子どもネタに弱いので、家政婦の息子と博士の対面シーンはホロリ。文章もいいし、ラストも素敵です。
ひそかに博士の義姉は萌えお婆ちゃんです。ツンデレっぽい(笑)